「暴走以外のもう1つの意味ですか?」
「そう。進化をする事が出来る事で、仲間のリーダーで指示を出せる各界の代表になるんだ。姫がコーランは人間界の代表に指名されたんだ。私も姫に指名されたんだ。妖精の代表としてな。」
「カルン・ライトレインって人と、キンラン・プラウトって方も選ばれたんですか?」
「正解。カルンは鬼代表とキンランは魔女代表だ。キンランは男なのに魔法が使えるんだぜ。コーラン、絶句しない。」
「俺が…俺は人間代表ですか?」
「さっき、姫の話は聞いていた?『この子の願いを聞き入れ、聖騎士に仕上げるのだ。』と。って言う事は人間代表に確定した事になるだろう。おめでとう。」
「俺が…俺がリリア姫様の直属の聖騎士になるなんで。」
「正式には町や城等の聖騎士じゃないよ。」
「どいうこですか?」
「代表は肩書きにしかならん。4人は盾、剣、威嚇、翼になる。言わば武器になるって事だ。」
「俺はどこに属すんですか?」
「まだ未分類。」
「えっ?どういう事ですか?」
「盾、剣、威嚇、翼で得意不得意がある。修行で見抜かなければ命取りになる。」
「3人はどこに属すんですか?」
「私は、剣と翼、カルンは威嚇、キンランは盾が得意なんだ。不得意はその逆なんだ。剣は盾、翼は威嚇、盾は剣、威嚇は翼と言った相性があるんだ。」
「分かりやすく言ってあげなさい。分かりづらいわ。」
「鬼は金棒とあのスタイルと力もある、魔女はほうきと服と魔法が使える。それにたいして、妖精は羽が生えて、空を飛べて小さいから自由奔放って言われてる。」
「それで、騎士になろうと。」
「まあね。うちの親は騎士と妖精の子だから血と体が分かってる。2人を呼びに行くがコーランも行くか?」
「俺も行っても良いんですか?」
「ああ。俺の友だろう。それくらいどっと事はないさ。」
「聖騎士にさせるのにテストがあるのを忘れるんじゃないわよ。」
「いつデストだ?」
「半年後の○月×日の時からだよ。その日までに2人を呼び、私の専属の騎士になってもらわなければ困ります。」
「はっ。姫の仰せのままに。」
向かい側から、兵士が来ました。
「リリア姫様。どこまで行っておられたんですか。心配をなされました。」
「それは失礼しました。1人の騎士に頼み事をしてました。ねえ。マリア。」
「左様。姫の命であればこの命を捧げる覚悟であります。」
「こいつは妖精と女騎士のマリア。なぜ、あんたはここにおるんだ。封印をしていたはず。」
「皆のもの待て、剣を納めよ。」
「姫。なぜ、こいつをかばうのだ。」
「時期が来たのだ。私の母と、聖騎士を取り戻すだめ、ベベルットを倒すにも4人の力が必要があります。」
「その必要はない。代理はいくらでもいるぜ。姫様はここで妖精と女騎士に殺された事にしてもらう。姫様ー、ここで死んでくださーい。」
兵士が剣をリリア姫様に振りかざし、リリア姫様は目を瞑るが剣と剣がぶつかる音がする目をそっと目をあげると目の前にマリアが立ってました。
「マリア。」
「お怪我はありませんか?」
「うん。ありがとう。なんどもないよ。」
「それはなによりです。…悪を恨み悪を立ちきる風となれカマイタチ」
風が悪の心を破壊と服を切り裂きま、剣を納めました。
兵士は目を覚まし、マリアを見て驚きました。
「ま、マリア。」
「マリア。な、なんで、こ、ここにいるんだ?」
「我はリリア姫様の専属の聖騎士なり。リリア姫様に指一本ふれさせはしない。」
「さすが。マリア。私の専属の聖騎士ね。」
「ありがとうございます。リリア姫様の専属聖騎士を呼びに行くだめに軽い旅になる事をお許しください。」
「何を言ってるの。私も行くわよ。良いわよね。マリア。」