ズキズキと痛む頭を押さえて布団を引っ張る。
「酔っぱらいのレディなんているかよ!!
とにかく俺、飯食ったら学校いくからちゃんと朝飯くったら台所の洗いおけにつけとけよな!!」
めんどくさそうに星は再び大きな溜め息をもらして生意気に皮肉な一言残して出ていった。
あいつもあいつなりに……両親がいなくなった後…料理を手伝ったりはしてくれる……ただ、いつも文句が多いのは道場の跡継ぎとして長男として大切にされてきたからだろう……。
態度がデカイし余計な事ばかりいってくるし、何より気にくわないのは自分の事はわかってないくせにお節介ばかりやいてくることだ。
あいつなりに心配はしてくれてはいるんだろうけど…デカイ態度と口の悪さが災いしてかとにかく可愛げはない。
あんなやつを好きになる子なんて……よっぽどの物好きか相当の天然ぐらいだろうと思う。

