くちどけクラシック♪プリンアラモード



次々に駐車場に入ってきた車から降り様に横目で何してるのかしら??と眺めていくおばちゃんの視線に耐えつつ最後まで曲に聞き入った。

でもいままで聞いた音色の中でも美しく繊細な音色が私の疲れた心をとかしていく。


――ショパン『プレリュード28―7』 ピアノ伴奏は…甲原 蒼斗さんでした。――


「甲原 蒼斗………か。」

それだけ聞き遂げると私はFMをとめてコインランドリーの中へと洗濯物を担ぎこみ乾燥機の中に洗濯物をぶちこんだ。

時間をセットして私は近くの椅子にこしかけてスマホでさっきのピアノ奏者の名前を検索する。しばらくすると画面に彼の情報が一面に表示されるHPをみつけて記事を眺める。

甲原 蒼斗〈コウハラ アオト〉……。

音楽界をリードする若き天才ピアニスト。
彼の指先から奏でられる音色は繊細で完璧…。
まさに現代のモーツアルトといっても過言じゃない実力派。