「あとで行ってみる? その人のところ」 「え?」 思いがけない彼の言葉に一瞬きょとんとしてしまう。 「喫茶店、やってるんだ。ちょっと遠いから、時間あるなら、だけど」 にこっと笑った彼に、千紗は思わず即答する。 「い、行きたいですっ」 思わず声が裏返ってしまった。