すぐにシュシュというお湯の湧く音がして、差し出されたのは、梅干しが乗った綺麗な薄いグリーンのお茶漬け。 それに、たくあんときゅうりの漬物。 「美味しそう……」 「どうぞ、食べて」 緑茶だろうか。 彼は、自分と千紗の分を目の前にそっと置くと、対面の椅子に座った。 スッキリした胃の中に、すぅっと温かいお茶漬け。 美味しい出汁の味がする。 千紗は、なんだかホッとした気持ちで一杯になる。