「あなた…面白いことを言うわね!ふふふっロムスと私が恋人?ないないない!」 「こっちからだって願い下げですよ」 いつの間にやら席に戻っていたロムスがニコリと微笑みながらそう言った。それを聞いてリーラさんは更に笑う。 「私たちはただの姉弟よ」 笑いながらさらっというから聞き逃しかけた。姉弟……?リーラさんとロムスが?