目に飛び込んできたのは変わり果てた管理の人の姿。部屋は一面中血の海。でも、怖くなかった。だって普通だもの。でも、たった一つだけ普通じゃなかった。 「おやおや、可愛らしいお客人ですね…」 「あなた……だれ?」 私と同じ年ぐらいの男の子がいた。でも、私の知らない子。孤児院の子じゃない。その子は少し私に近づいてきた。