まだ誰も居ない更衣室に戻り、着替えてお店を後にした。
あっ、連絡しなくちゃ……
って何で私があいつらに気を使わないといけないのよ。
苛立ちを電話の相手にぶつけるようにボタンを押した。
"店は?"
かいこ1番それ?
「辞めた」
"辞めた?"
「だから、迎え来なくて良いから」
"あ?つば……"
獅朗がまだ話していたけど、スマホを切りそのまま電源を切ってポケットに押し込んだ。
これで獅朗達との関わりも減るだろう。
そう思いながら、久しぶりに電車に乗った。
まだ早い時間だけあって、制服を着た学生の姿もあった。
友達同士で笑っている。
彼女達にとってみたら、当たり前なんだろうけど、私には当たり前に出来なかったこと。
ふと思い出した。
学に返して貰った制服のことを。
あっ、連絡しなくちゃ……
って何で私があいつらに気を使わないといけないのよ。
苛立ちを電話の相手にぶつけるようにボタンを押した。
"店は?"
かいこ1番それ?
「辞めた」
"辞めた?"
「だから、迎え来なくて良いから」
"あ?つば……"
獅朗がまだ話していたけど、スマホを切りそのまま電源を切ってポケットに押し込んだ。
これで獅朗達との関わりも減るだろう。
そう思いながら、久しぶりに電車に乗った。
まだ早い時間だけあって、制服を着た学生の姿もあった。
友達同士で笑っている。
彼女達にとってみたら、当たり前なんだろうけど、私には当たり前に出来なかったこと。
ふと思い出した。
学に返して貰った制服のことを。

