Heaven~第ニ章~

私も窓の外に視線をむけると、
獅朗が選んだこの群青色のドレスと同じ空の色……――




瞳をこらせれば、
獅朗が選んだこの胸元のジュエリーと同じように輝いて見えた。





肩に羽織っているストールがズレ落ちないように、ストールをギュッと握った。