Heaven~第ニ章~

それは健君が教えてくれた言葉。


愛されたかった。
無条件でありのままの自分自身を。


私も学も愛情に飢えていたから。




「何が学だよ」



獅朗が振り向き私を見据える。



「桐谷上等」



そう言って獅朗は私を抱きしめた。


「何が私は学だからだよ。椿は死んでねーだろう。死んだ奴と一緒にしてんじゃねー」

「ちょっと獅朗」


獅朗との間に距離を置くとニヤリと獅朗の口角が上がる。