Heaven~第ニ章~

「さっきは悪かったな」

「……ごめん」

「ごめんって何に謝ってんだよ」

「何にって……」

「今、迎え呼んだから送ってもらえ」


そう言って獅朗は立ち上がり寝室へ一人で行ってしまった。

怒ってるような顔じゃない。
不機嫌な声色じゃない。

だから余計に気になってしまう。


「獅朗」


カチャと寝室を開けると真っ暗な部屋の中ベッドに横になっていた。


ベッドの端に座るとキシッ音が静かな部屋に響く。