Heaven~第ニ章~

声を上げることさえ忘れるくらい一瞬だった。



「死んだ奴がそんなに恋しいか?」



獅朗から放たれた言葉は残酷で。
でも、その言葉は現実で。


私をソファーに押し倒した獅朗を見つめることしか出来なかった。


深い闇の瞳が切なく揺れ私を見つめる。




「桐谷はもう死んだんだよ」


そんなこと獅朗に言われなくても分かってる。
だから……
だから余計に恋しくなるんだよ……