Heaven~第ニ章~

誇らしげに言う雅近が羨ましい。
誰かに何かを誇れるものなんて私にはなかったから……


「……そうなんだ」

「で、今日は五代目のお披露目ってとこだな」


蓮沼はそう言って雅近に視線を向けた。


「で、どうして私も一緒なの?」

「まぁ、それは本人に聞け」


蓮沼が立ち上がり「顔出してくる」と部屋を出て行ってしまった。


自分から離れるなって言っておいてそれはないよ……
まぁ、この部屋に居れば安心だろうし、
雅近が五代目って言うなら、雅近が居れば尚更安心。