「そっか、そうだったね。忘れてたよ」
男はベッドから下りると部屋の隅にある机の引き出しを開けた。
「椿姫は自分には価値がないって思ってるから、自分のことじゃ傷つかないんだったね。他人のことで傷つくんだもんね」
そうかもしれない。
私には何の価値もない。
「ちょ、ちょっと何してるの?」
カチカチっとカッターの刃を出し私に見せた。
「俺も他人だしね」
「ちょっと!」
ニヤリと笑って俺は自分の胸にカッターを突き刺した。
男はベッドから下りると部屋の隅にある机の引き出しを開けた。
「椿姫は自分には価値がないって思ってるから、自分のことじゃ傷つかないんだったね。他人のことで傷つくんだもんね」
そうかもしれない。
私には何の価値もない。
「ちょ、ちょっと何してるの?」
カチカチっとカッターの刃を出し私に見せた。
「俺も他人だしね」
「ちょっと!」
ニヤリと笑って俺は自分の胸にカッターを突き刺した。

