そしてその瞳が私の左肩を捉えた。
余裕があった瞳が揺れたのが分かる。
「……真っ赤な、牡丹」
「……綺麗でしょ」
「一人だけど一人じゃないか……それって、久辺も承知?」
「知るはずないじゃん」
「そっ、俺しか知らないんだ」
愛しそうに左肩に触れようと私に手を伸ばして来る。
「触らないで、」
誰にも触れることなんて許さない。
ここに咲いている牡丹は私だけのモノ。
「やっぱり、桐谷は気にいらないな。死んだなら大人しくしてくれてれば良いのにさ。こうしてまだ椿姫を一人じめして……」
余裕があった瞳が揺れたのが分かる。
「……真っ赤な、牡丹」
「……綺麗でしょ」
「一人だけど一人じゃないか……それって、久辺も承知?」
「知るはずないじゃん」
「そっ、俺しか知らないんだ」
愛しそうに左肩に触れようと私に手を伸ばして来る。
「触らないで、」
誰にも触れることなんて許さない。
ここに咲いている牡丹は私だけのモノ。
「やっぱり、桐谷は気にいらないな。死んだなら大人しくしてくれてれば良いのにさ。こうしてまだ椿姫を一人じめして……」

