Heaven~第ニ章~

「どうせお前らも駅に行くんだろう?」

「だったら何?」

「駅まで仲良く帰ろうぜ」

「何が仲良くよ」

「椿姫に何かあったら桐谷さんに顔向け出来ねーから」


何処まで本気なのか、鮮やかなブルーの瞳を向ける。


「……好きにすれば」

「よし!椿姫のお許しも出たし帰ろうぜ」


学の名前を出されたら断ることなんて出来ないじゃん。


「ほら、健も」

「あっ、うん」


一瞬、健君の瞳が曇ったように見えた。