Heaven~第ニ章~

「じゃあ、この女が"椿姫"?」

「そうだよ」

「健君?」

「あっ、こっちは及川雅近って言って兄の後輩です」

「学の後輩……そっか、」


私がホッとすると「健がいかがわしい奴に絡まれるかもってか?」とゲラゲラ笑っている。


「さすが桐谷さんの……気が強くて納得」


申し訳ない……
その通りです。


「あんたいくつ?」

「17」

「一緒じゃん。まぁ、これからよろしく」

「これからなんてないと思うけど、」

「さぁ~どうかな」


含みのあるような言い方。


「雅近」と少し離れた席から友達が男を呼んだ。