Heaven~第ニ章~

「今日は急にすみませんでした」

「ううん。ありがとう」


私は小さな小箱を健君に見せて笑った。


「いいえ、兄の大切な人に会えて良かったです」


笑い合って別れるとこだったのに……



「あれ?健じゃん」


健君の首に腕を回して「久しぶり」と笑う男。


金髪にピアス。
そして「彼女?」と私に向けられた瞳はブルー。


一発で健君の友達じゃないことは分かった。


「雅近の友達かよ」

「あぁ、まーな。先に席取ってて」


彼はそう言って一緒に居た仲間を店の中へ先に行かせた。