Heaven~第ニ章~

それから少し健君と話をした。
今は聖林中学に通いちゃんと毎日学校へ行っていること。
学校での友達の話。
先生の話。


本当はきっと学に話したかったんだろう、たくさんの話。


「何かあったら連絡して」


そう言ったのは私の方。
健君は連絡しては来ないだろうけど、私はそうしたかった。


もし、健君に何かあったら私は全力で健君を力になろうと思った。
あの日、学が私をあの街から救ってくれたように、私も学の弟の健君の力になりたいと思ったから。


「ありがとうございます」


健君は笑ってくれた。
その瞳がやっぱり学に似ていた。