Heaven~第ニ章~

「おっ、着たな」

「出来た?」

「あぁ、ほら」


マサが出来たばかりのデザイン画を見せてくれた。

こないだはまだ色付いていなかった牡丹が、今は真っ赤に咲いていた。


「どうだ?」

「最高……」


マサは満足げに笑い「入れてからも同じセリフが聞きたいね」と言って私を裏の部屋へ通してくれた。


そして、小さな椅子と机がありそこでマサから説明を受けた。


本当は未成年だから親の承諾が必要なことや、
簡単に入れれると思っていたけど今日は下入れだけと言うこと。


「腫れが引いて椿の肩に綺麗に咲くのは一ヶ月後だな」

「一ヶ月か……」

「あぁ、一ヶ月だ」

「分かった。一ヶ月後には咲いてるんだね」

「あぁ」

「分かった」

「一ヶ月後には最高の牡丹、咲かせてやるよ」