Heaven~第ニ章~

「おっ、いらっしゃっい。一人?」


歪んだ修羅が私を見つめる。


「一人だよ」

「獅朗には言ったのか?」

「別に付き合ってる訳じゃないんだし、獅朗の許可なんていらないでしょ」

「付き合ってないのかよ。あんなとこに連れて行くからてっきり……まぁ、良いや。で、今日はどうした?」

「ん……お願いがあるんだよね」


店のガラスケースを覗きながら「お願いって言うか……入れたいのがある」と口にした。


「入れたいってタトゥーか?」

「そう」

「金払ってくれるなら、仕事だからな。もう何入れるのか決まってんのか?」

「決まってる」

「どんなのだ?」