「おーおー。郁は気づいたのかー」 「野沢、おまえ覚えてたんだ」 「あったりめーだっ」 内容の意味がわからない俺は、ただひたすら考えるしかなかった。 「まっ、覚えてない諸君のために話を戻すぞー」 そう言って俺を指さす野沢。 「原岡は学年でも結構モテるほうだろ?そんな原岡に恋をした吉田くんに、」 郁と数人の男子は、徐々に気づきだしたみたいだ。 周りからは「うわ、やべえどうしよう」だの「よっしゃー!」だの聞こえてくる。