私とキスと横恋慕。





「…付き合ってない…けど、

御岡くんがいないと私……ダメだ。」


「なんで。」



寂しくて寂しくて

きっと耐えられない。


ううん。実際耐えられなかった。

あのクリスマスの日。


御岡くんがいなかったら私、泣きっぱなしだった。



「桐山には言わない。」


「俺『には』って何。」


「…もういいじゃん!」



桐山の手を振り払って、自習室から出ようとする。


「沙々。」



桐山が私の名前を呼んだと同時に、

私の視界は天井と桐山でいっぱいになった。



え、私倒れてる?

んで、上には桐山がいる…ってことは


こ、ここここれ!押し倒されてるー!?




私はパニック状態になった。