「…きり…や、ま…?」
桐山は何か言う代わりに、
私の手首を強く掴んで、自習室の中に連れ込んだ。
何!?
怖い!!
「…桐山…!
帰る。離してっ」
「じゃあ別れる。」
「なんで!やめてよ。」
「俺は約束を守った。
竹内が言った1か月っていうのもとっくに過ぎてるし、お前が言ったようにちゃんと竹内と付き合った。
なのにいつまでも駄々こねてんのはお前だよ。」
「っ……」
言い返せない…。
桐山のおっきな手がスッと伸び、私の頬に触れた。
「御岡と付き合ってんの?」
桐山の潤んだ瞳って罪だ。
そんな目ズルい。



