放課後--
ああ、とうとう来てしまった、自習室。
もう桐山いるのかな。
何話すんだろ。
もし美羽と別れる、なんて言うなら絶対止めなくちゃ。
そもそも私が桐山と一切話さなければ、話が進展せず、美羽と別れることもないんじゃ…
そうだよ!
なに律儀に約束守ってるんだ、私は。
考えた結論。
逃げよう。
私がくるっと後ろを振り向いた時
「っっ!ぎゃああぁぁぁ」
桐山!?
私の目の前には桐山が立っていた。
「ハハッ、ビックリしてるー」
お前の方がよっぽど小学生だ!
「てかさ、なに逃げようとしてんの。」
ビクッ…
な、なんか
急にトーンが低くなった。
桐山の顔を見上げると、そこには不機嫌そうな顔があった。



