**** 桐山にキスされた翌日― 「おはよー!沙々。」 「ひ、ひぃ!!」 しまった!急に声掛けられたからつい! 「沙々?」 「あ、はは…おはよ、美羽」 美羽は不思議そうな顔をしてたけど、すぐにいつも通りおしゃべりを始めた。 よ、よかった… 何を隠そう私は、昨日美羽の彼氏である桐山景とキス してしまったわけでして…。 悩んだけど、美羽に言わないのが一番だという結論に至った。 そして桐山のことはひたすら避ける。 キスの事実すら忘れるくらい あわよくば 私の気持ちも消えるくらい―――