「何、急に! そんな見え見えのお世辞!」 「お世辞じゃないって。 特に午後からかな。沙々がかわいく見えて!」 午後…? 美羽はにやっと笑って耳打ちした。 「恋の力、でしょ!」 「っえ…」 午後… 恋の 力 私は一瞬で体温が上昇するのを感じた。 お化け屋敷で桐山に触られたときから? 確かに午後ずっと桐山のこと意識しちゃってたけど… まさか美羽に気づかれるとか…! 「アッハハ、図星じゃん!」 美羽が私と御岡くんが付き合ってると勘違いしてくれていて良かった。