殴られると思ったら、あご持ち上げられて、

まさか頭突き!?って思ったら、私と桐山の唇が触れた。



これって…キス…

だよね…。




「っっっ!!!?」



私がパニックになって桐山を押し返すと、

桐山は私をもう一度睨み、教室を出ていった。





何これ


は?


夢?




私はしばらく落ち着けず、地面に座り込んだままだった。