鈍感ちゃんと意地悪くんの周囲の人々


「ねぇ瀬田、あんた何かないの?
いいアイディア」

「さぁ?」

立花さんと瀬田君の声が聞こえる。
いいな、仲良しで席も隣で。

授業中までおしゃべりだなんて、楽しそう。
妬けちゃうな、わたしだって、瀬田君とそんな風に過ごしたいよ。

「じゃあさ、何やるか決まってないにしてもだよ?
取り敢えず我がクラスの美女二人!
立花ちゃんと中川ちゃんを、全面に押し出すことにしてみたら?
二人が輝くことをしたら、うちのクラスは成功する!」

ふぅん。
高橋君は、わたしをクラスで二番目に可愛いと思っているんだ?
どうせ、一番は立花さんなんでしょ?

悔しいなぁ。
まぁ、事実だけど。