鈍感ちゃんと意地悪くんの周囲の人々

へへ、と困ったように笑う立花さん。
悔しいけど、そんな顔も可愛かったりして、羨ましい。

わたしは少しでも瀬田君に見てもらいたくて、化粧をバッチリ決めて学校に来るけど、多分立花さんは化粧はしてないだろう。
周囲には、わたしも可愛いって言ってもらえることもあるけど。わたしのは作られた可愛さ。
立花さんのは、持って生まれた可愛さ。

いいな、何もしないで可愛いなんて。
あんなにカッコいい瀬田君の愛情独り占めなんて。
立花さんは、ずるい。