鈍感ちゃんと意地悪くんの周囲の人々

「ほんっっっっとに鈍いんだね、立花ちゃん
あのね。
宣伝の魔女さんが可愛かったから来ました~、とか、
魔女さんいますか? とか
魔女さんのアドレス教えてください、とか、そんなんいっぱ……ぐっ……」

黙っていられなくなったのか、肉を焼く俺の横で野菜を焼いていた高橋が口を開いた。
が、その口に、瀬田が余計なこと言うな、とでも言いたげに焼きたての玉ねぎを突っ込んで、黙った。

うわ、熱そう……。
おい瀬田、その嫉妬心、と言うか独占欲と言うか……どうにかしてくれ。
ちょっと行き過ぎてるぞ?