鈍感ちゃんと意地悪くんの周囲の人々

「え……、委員ちょ……?」

もしかして、わたしの気持ちに気づいていたんだろうか?
今日振られたって、バレているんだろうか?
あ、振られたってバレていなくても、瀬田君が好きだってバレてるとしたら、今、二人のお付き合い宣言で傷ついてるって思われているのかも。

「俺はさ、委員長だから。
クラスみんなのこと、見てる。
だから、知ってたよ」

あんまり気を落とすなよ、と言われた。
はは、優しい。

ありがとう、委員長、と思っていると、長岡君がやって来た。

「おい、中川!」