鈍感ちゃんと意地悪くんの周囲の人々

笑いをこらえながら、どうにか全員分のメイクが終わった。
もう、面白すぎて朝から笑った笑った。
お腹つりそう。

はぁ、最高!

「あ、ねぇ、何人かずつ交代でさ、宣伝しにいかない?
面白いし折角だから、宣伝しようよ!」

「えぇ、何言い出すんだよ、鈴木……」

「いいじゃん!
鈴木さん、ナイスアイディア!
面白さを知ってもらわないとね!
待ってるだけじゃ、来ないかもだし。
お客さん呼び込みに行こうよ!」

わたしの提案に、嫌がる男子と、賛成する女子。
せっかく楽しい文化祭なんだから、ハメはずしなさいよ、みんな!
と言うと、男子も渋々了承した。