でも、私は一人暮らしだしな、今家には誰もいないし。

もう社会人ということで無理言ってさせてもらっている一人暮らし。

でも、辛い…。

「仕方ないなぁ」

私は素早く携帯を操作しベッドに横になりながら電話をかけた。

【もしもし?】

電話の向こうから聞こえる声に少し安心する。

「もしもし、あのさ…【あー、はいはい、またなんだな。いいよ、ちょっと待ってろ】

私の声を遮って話だし電話を切られた。

「もう…」

私の倒れグセは今に始まったものじゃない。

もう何年だろう、多分中学生の頃から。

今は20だから…。

その頃からずっと私を支えてくれてる。

ーーー私の彼氏ーーー