恋する僕らのひみつ。




「湊のヒミツっ!?なにそれっ。言いなさいよっ」



「やだね」



にくたらしい顔で、湊は舌をベッと出した。



「教えてよっ!気になるじゃんっ」



「おまえだって言わないくせに」



「ひとつくらいヒミツがあったほうが、ドキドキするでしょ?」



「アホか」



「結婚したら教えてあげるっ」



「んじゃ、俺も」



湊のヒミツってなんだろう……?



あたしのヒミツは、



いまはまだ、あたしだけのヒミツ。



小説のタイトルは……。












“恋する僕らのひみつ。”



◆END◆