恋する僕らのひみつ。




体育館の中には、すでに大勢の生徒が集まっていた。



そして、壇上の上でマイクを持っているのは、



まさかの、快だった。



「おっ!来た来た。来ましたよ~みなさん!校内1カップルの登場で~す」



大勢の生徒が一斉に盛り上がりはじめる。



この光景、1年のときの文化祭がよみがえる。



……心が折れそう。



しかも、今年の司会はどうやら快らしい。



同じ文化祭実行委員だった琥都と奈乃にも、ヒミツにされていたことになる。



壇上に向かって歩かされている途中、あたしは奈乃にたずねた。



「ねぇ、どういうこと?委員会では、このこと何も話してなかったよね?」



「ごめんね、結雨ちゃん。じつはね……」