恋する僕らのひみつ。




彼らは舌打ちをして去っていった。



「……ったく」



湊の顔を見ると、ジロッとにらまれる。



「そんな怖い顔で見ないでよ」



「なに可愛い子ぶってんだよ」



「べ、べつに……」



「そんな短ぇスカート入ってっから、声かけられんだろ」



「制服に文句つけないでよ。いつもと同じ長さだし」



「ジャージ着てこい」



「んもぉ、ヤキモチやいちゃって~」



「うるせぇ、バーカ」



湊はドカッと階段に座って、あたしのジュースを勝手に飲む。



「あたしに怒らないでよね」



頬をプクッとふくらませたあたしは湊の隣に座って、湊の腕にぎゅっとつかまった。



「知らねぇやつに話しかけられても無視しろ。いいな?」



「はいはい」



「そういえば……今年はねぇよな?」