恋する僕らのひみつ。




そのままベッドの上で何度もキスをしていると、



ガチャッと家の玄関のドアが開いた音がした。



「……っ」



キスをやめたあたしたちは、驚いた顔でお互いに見つめ合う。



カギを開けて入ってきたのはきっと……湊のお父さんにちがいない。



「こんなとこ見られたら……」



「やべぇな」



あたしは、湊の体を両手で押し退けて、飛び起きた。



「服っ、服どこっ」



あたしがあわててベッドの上にあったパーカーを着ようとすると、



湊が冷たい声でボソッとつぶやく。



「それ俺の服」



あたしはパーカーを湊に投げつけた。



「まちがえたのっ」



廊下を歩く足音が聞こえる。



おじさんが来ちゃう……!



そのとき、コンコンと部屋をノックする音が聞こえた。



「結雨ちゃん、湊……起きてるか?」



ど、どうしよう……!