恋する僕らのひみつ。




「この喫茶店が、そうなのか?」



「お母さんに聞いたの?」



「ああ。昨日、その話おばさんとしたんだろ?」



「うん……。この喫茶店が、お父さんとお母さんの再会した場所」



お父さんが生きてたとき、お父さんとお母さんの結婚記念日は、



毎年のように家族3人で、この喫茶店に来ていた。



その当時まだ幼かったあたしは、その理由を知らなかった。



なんで毎年この喫茶店なんだろうって。



どうしてレストランや他の場所じゃないんだろうって、あの頃は少し不思議に思っていた。



けれど昨日、お母さんの病室で話をしていたとき、その理由を知った。