恋する僕らのひみつ。




委員会が終わったあと、奈乃たちと教室を出て、下駄箱に向かう。



「結雨ちゃん、これから病院?」



「うん。あ、このまえみんながお見舞いに来てくれて、お母さん喜んでたよ。みんなイイ子ね~って楽しそうに笑ってた」



快は、いつものように面白い話ばかりして、お母さんを笑わせてくれた。



琥都は、お母さんのために綺麗なお花を買ってきてくれた。



奈乃は、あたしと一緒にお母さんの着替えを整理してくれたり、お母さんの背中をさすってくれたりして、お母さんに優しい言葉をたくさんかけてくれた。



そんな奈乃を見て、“奈乃ちゃんはお母さんそっくりね”って、お母さんが微笑んでいた。



偶然にも、お母さんの入院している病院には、奈乃のお母さんが看護師として働いていた。