恋する僕らのひみつ。




心配して、家に入らずに、

外でずっと待っててくれたんだね。



湊は、前から知っていたから。



本当のことを知っていたから。



「……っく……ううっ……お母さんが……お母さんが病気だなんて……」



「……黙っててごめん」



湊のつらそうな声を聞いて、胸が張り裂けそうになる。



「どぉしたらいいの……?助けて……湊……」



お母さんが死んじゃうなんて、そんなのイヤ……耐えられないよ……。



「……助けたいよ……俺だって……」



「ううっ……っ……」



「俺だって、おまえと同じくらい……」



湊は声をつまらせた。



わかってる。



あたしと同じくらい、湊も悲しんでる。