受付の人と話していると、うしろから呼ばれた。 「湊……?結雨ちゃん」 振り返ると、病院のエレベーターから出てきた湊のお父さんだった。 「親父……」 あたしたちは、おじさんのところに駆け寄る。 「おじさんが、どうしてここに?」 「ふたりこそ、なんで……」 もしかして、お母さんと一緒にいたの? 胸がズキンと痛む。 「おばさんが倒れたとき、ケータイ落としたんだよ。その場にいた人が連絡くれて、急いでここに来た」 「それでお母さんはっ!?倒れたって、どぉしてっ?」