「友達、仲間……。俺には大切なひとがたくさんいるな。ホント幸せだわ」 2年前の夏と同じ。 あの頃と同じ、キラキラと輝いた快の笑顔。 その笑顔を見たときから、 夢を追いかけるって、素敵なことだと思えたよ。 「うん……奈乃も。みんなに出逢えて、本当に幸せ」 ぽんぽんと奈乃の頭を優しくたたく快を見て、胸が締めつけられる。 触れたらいけない。 奈乃は、快が好きだから。 触れられると、苦しかった。 快は、いままでもこれからも。 奈乃を友達としか見ていないから。