恋する僕らのひみつ。




「うん。俺ひとりじゃ、ここまでこられなかった」



快の心を支え続けてきた、四葉ちゃんの存在は。



とても大きなもので、一度も揺らぐことはなかった。



「ケガして試合に出れなかったやつのために、背中を押してくれた四葉のために、応援してくれたみんなのために、絶対に甲子園行きたかったけど……でも、悔いはない」



自分のためだけじゃなくて。



誰かのために……。



そう思うとき、人はもっともっと強くなれるのかもしれない。



「これからも野球続けようと思って」



「え?本当?」



「うん。どんな形であろうと野球に関わってく。やっぱり俺……野球が好きだから」



そのまぶしい笑顔に、胸がぎゅっと締めつけられる。