恋する僕らのひみつ。




快の気持ちを考えると、



どんな言葉をかけたらいいか、わからなかった。



でも、思ったことを少しでも伝えたくて。



「……かっこよかったよ」



「だろ~?」



快はいつものようにふざけだす。



「やっぱ天才かな~俺って」



「天才、天才」



「奈乃の棒読みほど怖いもんないわ」



「ふふっ。でも快と出逢ってから、いろんな快を見てきたけど……今日がいちばんかっこよかった」



奈乃が微笑むと、快は空を見上げて大きく息を吐いた。



「“負けたことも、きっと……ちゃんと意味がある”前にそう言われたんだ」



その優しい表情を見て、



誰の言葉なのか、すぐにわかった。



「四葉ちゃんに……?」