親父は、俺に結雨と別れろって言ったよ。 おばさんのことも、結雨のことも、これから家族として面倒見たいって。 支えたいって。 まだ子供で、高校生の俺には、 何もできないだろって……。 「……すぅ……っ」 結雨の寝息が聞こえてきて、 俺は結雨の背中をたたくのをやめた手で、眠っている結雨の小さな頭をなでた。