恋する僕らのひみつ。




暗い部屋の中、息が触れるほどの距離で見つめ合う。



結雨のおでこにキスをして、



俺は親指でそっと、結雨の柔らかい頬に触れた。



「今日はもう遅いから寝ろ」



「……まだ眠くないよ?」



「うそつけ。眠たそうな目してんじゃん」



うるんだ瞳で俺を見つめる結雨は、不安そうな声で俺に言った。



「朝まで一緒にいてくれるんだよね?」



俺は結雨の隣に横になり、結雨を抱き寄せて目を閉じる。



「ん……だから安心して寝ろ」



結雨を抱きしめながら、俺は涙をこらえていた。



もしも結雨が本当のことを知ったら、どうなるんだろう。



怖くてたまらなかった。