部屋の明かりを消した結雨は、俺の隣に座った。 「おじさん、あたしたちのことなんて言ってた……?」 俺をまっすぐに見つめる結雨を、そっと抱きしめる。 結雨の顔を見るだけで、胸が苦しくてどうしようもなかった。 「湊……?」 「……おまえは何も心配すんな」 結雨の頭をなでながら、俺は泣きそうになるのをこらえる。 「なんで、ごまかすの?」