――切ない恋をしていた。



誰もが、いろんな想いを抱えながら。



どんなに傷ついて、苦しみつづけても。



いつかは……その胸の痛みも終わるのだろうか。



誰かの幸せを願い、



いつかは自分も、幸せになれると信じた。



僕らはいま、どこにいるのだろう。



どこまで歩いてきたのだろう。



どこへ向かえばいいのだろう。






――きっと僕らは、まだ夢の途中にいる。