つらくて胸が苦しくて、どうしようもなかった。 四葉に申し訳なくて。 許してもらえなくても謝りたかった。 今日まで何も知らずに、俺は奈乃と一緒にいた。 俺は自分のことしか考えていなかった。 想い合っていたふたりは、遠く離れてつらい想いを抱えていたのに。 俺のせいで、大切な人たちを傷つけた。 時間は戻すことはできない。 俺は自分を許せない。 「琥都……四葉が言ってたよ」 俺は顔を上げて、快を見つめる。